皆さん自分の生活の中で楽しかったことを思い出してみて下さい。
大体楽しい事というのは一見無駄に思えるような事が多いのではないでしょうか?
ゲームをしたり、友達とどうでもいい事を長々と話したり、ユーチューブで面白動画を見たり思い当たる事はあると思います。
旅行に行っても目的地に行くのが楽しいのではなく、旅の途中で色々な事が起こるのが楽しかったりします。
勉強を楽しむには一見無駄に思えるような寄り道をする事です。
例えば歴史の勉強をするとき人の名前や、起きた出来事を覚えるだけで楽しいでしょうか?
テストには出ないかもしれませんが、その人物はどのような人生を送ったのか?その出来事が起きた裏話等こういった事を調べてみると案外面白かったりします。
数学でも公式を覚えて問題を解くだけでは本当の楽しさは味わえないと思います。
公式が出来た理由(証明)、もっと言えば数学史等を調べたりすることによってより数学を楽しめます。
私も数学の勉強をやり直した時、数って誰が初めに考えたの?分数と少数ってどのように出来たの?といったことから始めました。
すると今までとは違う角度から数学の世界を見ることが出来て、本当の楽しさってこういうことかと感じました。
結局一番大切な事はその学問に興味を持つという事です。そのためには楽しまなければなかなか興味は持てません。
楽しむためには沢山寄り道をしてテストに必要な知識だけではなく、幅広く学ぶ必要があると私は考えます。
これは本当に難しい事ですが、子供達に「勉強は楽しいものだ」と思ってもらえるよう私の出来る限りのことを今後も伝えていきたいと思っています。